グルテンフリーとは?

小麦などの含まれているグルテンを摂らない食事療法のこと
小麦などの含まれているグルテンを摂らない食事療法のこと

 

食に興味を持つ人たちの間で今話題となっている言葉、

グルテンフリー。


グルテンは2種類のたんぱく質からできていて、

小麦、大麦、ライ麦などに含まれています。


グルテンフリーとは、

グルテンを取り除いた食事療法。

 

セリアック病という病気を患っている人がグルテンを摂取すると

中毒反応が出るため、

もともとはこうした患者向けの食事療法として

認識されていました。

 

でも最近では海外セレブをはじめ

セリアック病患者以外でもグルテンフリーを

美や健康のために取り入れている状況。

 

グルテンフリーで体調がよくなった、肌のトラブルが減った、

ぜんそくやアトピー、鼻炎が軽くなった

という人もいるようです。

 

ただし、きちんとした医学的根拠は

あまり示されていません。

 

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする乳糖不耐症の人もいるように、

グルテン不耐症も存在するため

「なんとなく調子が悪い」「薬で治らない」

という人はグルテンフリーにトライしてみるのもいいですね。


グルテンによる栄養価値を考えると、

セリアック病患者以外は徹底排除する必要はない、

と主張する人もいますが

西洋化している現代の食生活では

グルテンは十分すぎるほど摂っているのでは?

 

パンやクッキー、麺類が好きでよく食べている

という人は、気持ち減らしてみると体調が変わるかもしれません。

 

 

 

ただし、グルテンフリーを徹底するのは実は相当大変です。

 

パン、パスタ、うどん、ピザ、ラーメン、ケーキ、クッキー、揚げ物、天ぷら…

 

小麦粉が使われている食品は

これ以外にもたくさんあり、

醤油や麦味噌(米味噌はOK)など調味料にも実は入っています。

 

欧米やオーストラリアなどは

グルテンフリーがかなり浸透してきているため、

グルテンフリーの食品やグルテンフリー対応レストランも

たくさんあります。

 

日本でも少しずつ認知度が上がり、

ちらほらと耳にするようになりました。

 

このサイトでも、グルテンフリーの食品、レストランについての情報を

少しずつアップしていきますね。



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